ラムネは何歳から食べられる?定番お菓子の対象年齢や注意点を徹底調査

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見た目が可愛かったり、さまざまな味が楽しめるラムネ。子どものおやつとしてあげたい気持ちはあるものの、いつから食べさせて良いか気になりますよね。

結論からお伝えすると、ラムネのパッケージに対象年齢が書かれているので、基本はその通りに食べさせる方が良いでしょう。

ただ離乳食を卒業して、ラムネをかみ砕けるようになっていれば、1歳で食べることも可能です。もし心配であれば、細かく砕いたり、近くで見守ってあげたりする方が安心できます。

そこでこの記事では、子どもに人気のラムネの対象年齢や食べさせる際の注意点をご紹介します。

目次
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ラムネは何歳からOK?知っておきたい基本事項

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子どもにラムネを食べさせる際に知っておきたい項目をチェックしましょう。

砂糖が多く含まれている場合もあるので、食べ過ぎには注意したいですね。

1〜2歳?定番お菓子の対象年齢をチェック

まずは定番お菓子の対象年齢を見てみましょう。各会社のホームページを調べると、以下のようになっています。

商品名対象年齢
カクダイ「1歳ごろからのクッピーラムネ」1歳ごろ〜
不二家「アンパンマン ミニラムネ 5連」2歳〜
安部製菓「あべっ子ラムネ」記載なし
森永製菓「ラムネ」記載なし
バンダイ「ドラえもん もじたべるラムネ」記載なし
コリス「フエラムネ ファミリーアソート」記載なし
春日井製菓「ラムネいろいろ」記載なし
カバヤ「ジューCグレープ」記載なし

今回調査した結果、8つの商品中6つには対象年齢がホームページに書かれていないようです。しかし例として、森永製菓のラムネには以下のような注意事項が記載されていました。

Q.小さな子供におやつを食べさせる時の注意点は?

・お子様が横になっている時や、おんぶの時にはあげないでください。

・うまく飲みこめないことがありますので、お子様がのどにつまらせないよう必ずそばで見守ってあげてください。

・麦茶や湯ざましなどと一緒に食べさせてあげてください。

引用元:森永製菓株式会社「小さな子供におやつを食べさせる時の注意点は?」

今回の調査で分かった重要なポイントは「商品の対象年齢が記載されていればその通りに与えて、記載されていない場合は誤嚥(ごえん)に注意しながら食べさせてあげる」こと。

ほとんどのラムネ商品には対象年齢がないようなので、お子さまを見守りながら与えるのが良さそうですね。

ただし、歯が生えていない赤ちゃんには不向きかも…

厚生労働省の「食卓中の離乳食」では、そもそも離乳食の時期におやつを与える必要はないと記載されています。

6か月頃から食べられるお菓子もありますが、離乳食の時期はおやつを与える必要はありません。離乳完了後は必要に応じて、空腹感が持てるリズムを大切に、おやつは食事に影響しない量を、時間を決めて与えましょう。

引用元:厚生労働省の「食卓中の離乳食」

おやつが嗜好品であることや栄養の観点から考えると、乳児期のラムネはあまり適切ではなさそうです。

あくまで目安ですが、歯が生えて食べ物をすりつぶせるような1歳〜2歳ぐらいの時期に与え始めると良いでしょう。

子どもの食欲や成長・発達の状況に応じて調整してあげてくださいね。

【育児ママのアンケート】ラムネはいつから食べさせた?

ラムネを食べさせ始めた時期について、pigeon.infoによる育児ママアンケートでは、29投票中24%が1歳4カ月と回答しました。

アンケートを見ると、1歳前から与えていた人、2歳半を過ぎても与えていない人など幅広いことが分かります。

またラムネを与えたくないという意見では、「窒息や虫歯が怖い」「鼻に入れるのが怖い」などがありました。

ラムネを与える時期に関しては、各ご家庭の食育や虫歯に対する考え方などによって、大きく異なるようです。

ラムネデビューした人の意見

反対に早くからラムネを与え始めた人の意見では、「子どもをあやす手段」「もらう機会があるから」などが見うけられました。

うちは最近ラムネデビューした1歳3ヶ月です。うちは車でぐずったりのときに少しですが上げてますよ。おやつは果物とか無糖ヨーグルトとかもっとしっかり食べるものというイメージです。

引用元:Yahoo!知恵袋

同じく1歳半の子供がいますが、ラムネあげてます。買ってまであげる気は全く無いですが、時々八百屋さんでお会計の時にもらうことがあるので、その時は子供に店員さんへありがとうをさせた上であげています。

あげすぎは良くないと思いますが、月に1個や2個食べるくらいならいいかなと。むしろいただいたことに感謝する子になって欲しいので、チョコレートや飴、ガムでなければあげています。

引用元:Yahoo!知恵袋

子どものためと思っていても、過度に禁止にするのは、子どもにとってストレスになるかもしれません。

お出かけするときやイベントなどの「特別な時間」には、適度に与えてあげるのも良さそうですね。

ラムネやおやつの与え方は、親の考えに依存するところが大きいので、ご自身で子どもの様子をうかがいながら判断してあげてください。

食べ過ぎは子どもの体に悪い?ラムネの意外な落とし穴に注意!

ラムネの食べ過ぎが子どもの体に及ぼす影響には、以下のようなものがあります。

  • 虫歯
  • 血糖値上昇による糖尿病
  • 糖質の取り過ぎによる肥満
  • 甘味料による下痢や腹痛
  • 誤嚥 など

ラムネに含まれるブドウ糖や砂糖を大量に摂取すれば、虫歯はもちろん、糖尿病や肥満などにもつながります。

下痢や腹痛になるのは、ラムネに含まれるパラチノースという甘味料が原因です。すべての商品に使用されているわけではないですが、子どもの体で消化しにくい甘味料なので摂取量に注意しましょう。

とくに誤嚥(ごえん)・異物が詰まる事故には要注意!

消費者庁では、好奇心旺盛で周囲に興味を持ち始める時期の誤嚥事故について警告しています。

過去には、ラムネや小さなお菓子などを耳や鼻に詰める事故が発生したようです。

「リビングでラムネを食べていた。突然泣き叫んだため保護者が見に行くと、右の鼻の穴にラムネが入っていた。自分で取ろうとして指で奥に入れてしまった。」(2歳)

引用元:消費者庁

上記のような事故が起こった場合には、無理に取り出そうとせず、医療機関を受診しましょう。また嚥下機能が完全でない子どもにラムネを与えると、喉を詰まらせてしまうかもしれません。

細かく刻むか水分を一緒に提供するようにしてあげると安心です。

適切なラムネの量は1〜2歳児で1日7粒程度

諫早市健康づくり推進協議会によると、1〜2歳児の砂糖目安量は1日当たり5g以下、3〜5歳で10g以下です。

例として市販されているラムネに換算すると、1〜2歳児で約7粒、3〜5歳児で約15粒が上限になるでしょう。

またおやつの際にジュースを飲めば、さらにラムネの量を減らす必要があります。ちなみにとある乳酸菌飲料1本には、約7gの砂糖が含まれているので、1本で1〜2歳児の目安量を超えてしまいます。※いずみ中央歯科医院より

商品によって含まれる糖分は異なりますが、取り過ぎにはくれぐれも注意したいですね。

甘味食品・飲料と虫歯の関係

厚生労働省の歯の健康21では、味食品・飲料と虫歯の関係について以下のように述べています。

甘味食品・飲料の摂取頻度がう蝕の発病に強く関わっていることは、国内の多くの疫学調査のほか、長期間の介入研究においても立証されている。

特に砂糖については、口腔内細菌により菌体表面で不溶性グルカンを合成する際の基質となるなど、他の糖質よりもう蝕の誘発に深く関与していることが明らかにされている

引用元:厚生労働省「歯の健康21」

つまり砂糖の摂取頻度が多いほど、虫歯になりやすいということです。

虫歯は大人と同様に、口の中に残った糖分を歯磨きで綺麗にすれば、ある程度予防できます。食べ終わったあとは、とくに歯茎付近を重点的に磨くようにしましょう。

子どもにおすすめのラムネは「添加物が少ないもの」

子どもにとってのラムネは、楽しみの一部でもあります。しかし、食べさせてあげたい気持ちはあっても、虫歯や栄養面はどうしても気になるものです。

そんなときに最適なのは「無添加物・砂糖不使用」の商品。

不要な添加物や砂糖が入っていないので、虫歯の原因になりにくく、子どもでも安心して食べさせられます。

市販のラムネも分量を守れば安全ですし、1回のおやつで添加物を摂取する量はごくわずかなので、過剰に心配する必要はないでしょう。

ただ、少しでも子どもの健康を守れるのならば、それに越したことはないですよね。

まとめ

このページでは、ラムネは何歳から食べさせると良いかについてご紹介しました。

最後に重要なポイントをおさらいしましょう。

  • ラムネの対象年齢は1〜2歳
  • ただし、親の食育や考え方に左右されることが大きい
  • 制限しすぎるのは子どものストレスになる
  • イベントがあれば、適度な量を与える
  • 与える際は誤嚥に要注意
  • おすすめは添加物が少ないラムネ

市販のラムネはとくに対象年齢が記載されていない場合がほとんどです。歯が生えていないような乳幼児には不向きですが、適度に与えるなら子どもの喜びにもつながります。

過度に子どもを制限すると、ストレスを感じるので、イベントごとに適量をあげると良いかもしれません。

どうしても栄養面や虫歯が気になる方は、砂糖不使用や無添加のラムネを選んでみてください。

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この記事を書いた人

子供を健康に育てたい全てのママに向けて、栄養や食育、幼児教育などの情報を発信する「mamahealth(ママヘルス)」編集部です。

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