子どもにビタミンCを与える影響って?安全性や効果を解説

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「ビタミンCの摂取は子どもにも効果があるのかな…。」

なんとなく美容や健康に良さそうと考えるものの、過剰摂取するとどうなるの?身体にいいの?などと不安に感じますよね。

まずは結論。ビタミンCには身体の免疫力を強力にサポートする効果があります。

また安全性については、ビタミンCそのものの毒性は低く、健康な人が高容量を摂取しても重篤な副作用は生じないと考えられています。

ただし甘味料や保存料などが使われているサプリメントは、食べ過ぎるとお腹をくだす場合があるので、適切な量に留めるべきでしょう。

そこで本記事では、子どもがビタミンCを摂取する効果や健康への影響をくわしく解説します。

サプリメントは不足した栄養素を補うもの
サプリメントは、食事で不足しがちな栄養素を補うものです。食事を基本として、足りない栄養を補給する目的で使用しましょう。

目次
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ビタミンCの真実!子どもに与える影響とは

ビタミンCが子どもに与える影響ついて、調査した結果をまとめました。

  • ビタミンCは免疫力をサポートする
  • 過剰摂取による弊害はほぼ起こらない
  • 推奨量は充足?追加は不要かも…
  • ビタミンCの罠!じつは壊れやすい
  • 食事が偏る場合はサプリメントで代用
  • サプリメントと医薬品は役割が異なる

安全に摂取するためには、ビタミンCの特徴や摂取方法について理解を深めることが大切です。

ビタミンCは免疫力をサポートする

ビタミンCは身体で抗酸化物質(病原菌を攻撃する役割)としてはたらき、免疫力をサポートする役割があります。

また体内に侵入したウイルスを攻撃する白血球の働きを強化する作用もあります。

ある臨床試験でビタミンCを投与した小児は、風邪の罹病期間が短縮されたとの研究も。

臨床試験の参加者11,306人を対象にした解析では、1日1,000mg(1g)のビタミンCサプリメントにより、成人では8%、小児では14%の罹病期間の短縮効果が見出されました。

引用元:日本生活習慣病予防協会「新型コロナウイルスービタミンCによるCOVID-19対策」

そのほか、がん予防や感染症対策にも用いられていることから、有用性は高いと言えそうです。

少し難しい資料になりますが、さらに詳しく知りたい方は厚生労働省が提供する「統合医療に係る 情報発信等推進事業」が参考になりますよ。

過剰摂取による弊害はほぼ起こらない

厚生労働省によると、ビタミンCそのものの毒性は非常に低いため、過剰摂取しても重篤な副作用は生じないとされています。

また食事摂取基準では「通常の食品を摂取している者で、過剰摂取による健康障害が発現したという報告は見当たらない」との見解に。

通常の食品を摂取している者で、過剰摂取による健康障害が発現したという報告は見当たらない ・健康な者がビタミンCを過剰に摂取しても消化管からの吸収率が低下し、尿中排泄量が増加することからビタミンCは広い摂取範囲内で安全と考えられている

引用元:厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020」

ただし、腎機能障害がある人が1日に3〜4g(市販のビタミンCサプリ3〜4日分に相当)を摂取した場合に、吐き気や下痢などの症状が見られたようです。

健常な人がビタミンCを過剰摂取しても、余分な量は尿として排泄されるので、過度に心配する必要はないでしょう。

食事摂取基準の信ぴょう性
日本人の食事摂取基準は、複数の科学的根拠、論文や専門家の意見に基づき策定されたものなので、信ぴょう性は非常に高いと言えます。詳しい内容は「日本人の食事摂取基準2020」をご覧ください。

しかし、ビタミンCサプリメントの過剰摂取には要注意

食事摂取基準は、あくまでビタミンCのみを摂取した場合に限ります。

ビタミンC以外の成分が配合されているサプリメントを過剰摂取すれば、副作用が生じることもあるでしょう。

とくに子ども向けの商品には、体内で消化されにくい還元水飴や還元麦芽糖が使われています。

用量を守らずに飲むと、お腹を下す程度の軽い副作用が出る可能性があるので、注意してくださいね。

基本は食事でOK!追加の摂取は不要かも

ビタミンCが持つ効果は全身の抗酸化作用や免疫強化。体内で合成されない栄養素なので、食事や点滴で取り入れる必要があります。

しかし、食事で推奨量を満たしているなら、追加で摂取する必要はないかもしれません。

令和元年に実施された国民健康栄養調査では1日当たり1〜6歳で52mg、7〜14歳で68mg、15〜19歳で78mgのビタミンCを平均的に摂取していることが判明しました。

日本人平均:94mg/日、1歳〜6歳:52mg/日、7〜14歳で68mg/日、15〜19歳で78mg/日

引用元:令和元年国民健康栄養調査

そして厚生労働省がまとめた1日の平均摂取推奨量(健康に生活できる量)は、1〜8歳で25mg、9〜13歳で45mg、14〜18歳で75mg程度です。

調査では、実際に摂取している量が1日の推奨量を上回っているので、ほとんどの人は余分にビタミンCを補給する必要はなさそうです。

とはいえ、あくまで平均値。もちろん摂取量が足りていない人も存在します。

摂取量が足りないと…

ビタミンCの摂取が1日に10mg未満だと、壊血病(疲労感、間接痛など)を発症するリスクがあります。

しかし、毎日少量でも以下のような野菜や果物を摂取していれば、壊血病になるリスクを大きく避けられるでしょう。

ビタミンC10mgは食品に換算すると、生のいちご1粒分、えんどう豆だと1さや分程度。1日3食ともお菓子やジュースだけといった食生活でない限り、壊血病になるのは稀です。

反対に野菜や果物を食べず、お菓子だけを食べているなどの場合は、注意が必要だということですね。

壊血病はビタミンCの投与で改善
壊血病の症状が出た場合には、食事や点滴などでビタミンCが体内に投与されます。発展途上国以外では、ほとんど見られない病気なので、日本で起こることは稀です。
出典:一般社団法人日本血栓止血学会

ビタミンCの罠?じつは壊れやすい

食事で摂取できていると思っていても、じつは不足しているかもしれません。

ビタミンCは熱に弱いという性質があります。そのため、ビタミンCが豊富な食品を電子レンジで加熱したり、フライパンで炒めたりすると、損失してしまうのです。

ビタミンCは、非加熱調理により、もとの70%程度、加熱調理により50%程度に減少することから、調理によって最も減少しやすいビタミンといえます。

引用元:国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所

ビタミンCが100mg含まれているような野菜でも、加熱すると30mgになる可能性があるようです。

野菜や果物を食べる場合は、なるべく生の状態で摂取する方が良いでしょう。

食事が偏る場合にはサプリメント

食事が大事とは知りつつも、「好き嫌いが激しくて野菜や果物が食べられない」「忙しくて毎日料理ができない」などの悩みはありますよね。

そんなときには手軽にビタミンCを補給できるサプリメントを活用すると良いでしょう。

  • 好き嫌いがあって特定の栄養素を摂取できない
  • 食が細くて食事量が少なくなってしまう
  • 毎日忙しくて満足な食事を提供できない

サプリメントはあくまで食事で足りない栄養を補うものです。たくさん摂取すれば、健康に良いわけではありません。

サプリメントは食事をメインとしながら、どうしても食生活が偏ってしまう場合に利用するのが最適です。

サプリメントの使い方に関しては下記の記事を参考にしてみてください。

砂糖や添加物はなるべく避けよう

サプリメントを選ぶ際は、健康被害を避けるために、砂糖や添加物が使われていない商品を選びましょう。

  • 砂糖:血糖値を上げ、糖尿病発症の原因になる
  • 添加物:発がん性のリスクがある

体に悪い成分が入っているサプリメントを摂取すると、健康を維持するどころか不健康になりかねません。

「砂糖不使用」「添加物不使用」と書かれている商品は、お子さまでも安心して摂取できます。

医薬品とサプリメントは目的が異なります

子どもの健康を維持する目的であれば、サプリメントが有効です。

ビタミンCを手軽に摂取できる手段は、健康食品(サプリメント)と医薬品の2つ。しかし、それぞれの役割は異なります。

  • サプリメント:食事で摂取できない栄養素を補い健康を保つ目的で作られたもの
  • 医薬品:おもに病気の人が治療効果を期待して使用するもの

つまり、ビタミンC欠乏症(壊血病)を避けて、子どもの成長に必要な栄養を補うならサプリメント。

病気の人が体質を改善し、薬による効果・効能を享受したいなら医薬品。といった考え方で自分の目的に合った手段を選ぶことが大切です。

似ているようで目的が異なるため、子どもに使用する際は、混同しないように気をつけてくださいね。

ビタミンC医薬品の効果・効能
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まとめ

このページでは、子どもがビタミンCを摂取する影響について、その理由や根拠、さらには摂取の仕方などを解説しました。

最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。

  • ビタミンCは免疫をサポートする
  • 過剰摂取による影響はほぼない
  • 食事で充足する場合もある
  • 食生活が乱れている場合は壊血病に注意
  • サプリメントは栄養の不足分を補う目的で
  • 医薬品とサプリメントは目的が異なる

食生活がどうしても偏ってしまう場合には、壊血病のリスクを避けるためにも、サプリメントで足りない栄養を補いましょう。

食事、サプリメント、医薬品などからお子さまの目的に合ったものを選択し、日常生活に取り入れてくださいね。

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この記事を書いた人

子供を健康に育てたい全てのママに向けて、栄養や食育、幼児教育などの情報を発信する「mamahealth(ママヘルス)」編集部です。

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