「せっかく頑張って作ったのに、あれもこれも食べてくれない…」
仕方がないと割り切ろうとするも、食べてくれないことには不安が募るばかり…。
どうして子どもは偏食をするのでしょうか?
原因はさまざまですが、1つは子どもの本能にあります。単に好き嫌いが激しいのではなく、本能で危険を察知して、食べないと拒んでいるのです。
そこでこの記事では、子どもが偏食をする原因と治す方法について解説します。
偏食への理解が深まれば、食べてくれないことに対してのイライラやストレスが軽減し、明るく前向きに食事ができるようになりますよ。
食わず嫌いする原因は子どもの本能!?知っておきたい偏食の現状
子ども自身が食事に興味を持って、進んで食べてくれれば嬉しいですよね。このテーマでは、親が知っておくべき偏食の基礎知識を解説します。
治す方法を知る前に、まずは偏食について理解を深めましょう。
子どもの偏食はどこから?明確な特徴はない…
Weblio辞書によると、偏食の辞書的な意味は「好き嫌いが激しく、特定の食品だけを食べること」とされています。しかし、その程度については明確な基準がありません。
ポイントはあえて食べないのではなく、「野菜をまったく食べない」「お菓子しか食べない」ということ。あくまで抽象的な概念になりますが、偏った食事をしていれば、偏食だと言えるでしょう。
とはいえ、問題は偏食の定義ではなく、偏った食事が子どもの身体に悪影響を及ぼす可能性があることです。
偏食は生活習慣病につながる可能性も
千葉県栄養士会によると、偏食はわがままを助長するだけでなく、将来的に生活習慣病(がん、脳卒中、糖尿病等)につながるとされています。
さらにアメリカで実施された2〜5歳の子ども917名を対象にした研究では、偏食の子はうつや不安リスクが高いとの結果に。
中度の偏食のある子供たちは、正式に精神的な障害の診断を受けることは少なかったが、重度の偏食の場合は抑うつ症のリスクが2倍以上高かった。
引用元:Psychological and Psychosocial Impairment in Preschoolers With Selective Eating. Pediatrics. Published online August 3, 2015
論文では「重度の偏食=他人と一緒に食事ができない程度」とされています。あくまで極端な一例ですが、家族で食事ができないほどの偏食は身体へのリスクも大きいと考えられるでしょう。
これほど重度ではなくても、「お菓子しか食べない」「主食をまったく食べない」などが慢性的に続いたり、日常生活に支障をきたすレベルであれば、すぐにでも専門家(小児科、歯科)に相談する方が賢明です。
偏食の相談はおやこのみかたHPに記載
「自治体名+子育て相談」と検索すると、市町村の児童家庭相談窓口を探せます。
上記の画像のように、子育ての相談先がおやこのみかたのHPにすべて掲載されています。心配事や悩み事についてサポートを無料で受けられるので、利用してみましょう。
病気だけではなく、発育にも影響
国立健康・栄養研究所は、低栄養や栄養障害が子どもの発育に多大な影響を及ぼすとしています。
乳幼児の低栄養、栄養障害が脳の発育に多大な影響を及ぼすことは、身体の成長・発育の遅延、免疫機能の低下をきたすことと、ともによく知られています。
引用元:国立健康・栄養研究所
低栄養とは、カロリーまたは1つ以上の必須栄養素が不足している状態。栄養障害は、過剰摂取も含めて栄養素バランスが崩れている状態です。
つまり、偏食によって低栄養や栄養障害になり、発育に影響を及ぼすということ。偏食は早いうちに治して、正しい食習慣を身につけたいところですね。
子どもの偏食はなぜ起こる?好き嫌いが激しいのは本能が原因
子どもが偏食をする理由はさまざまですが、1つは本能が大きく関わっています。
理由は、人間の身の安全を守るために、「酸味=腐敗」「苦み=有害物質」などとインプットされているから。
「酸味」は食べ物が腐ると生じる味ですし、「苦味」は毒になる物質を感じ取るための味だと言われており、いずれも人間にとって「生まれつき苦手な味」であることが知られています。
引用元:リケラボ「大阪大学豊田先生インタビュー」
子どもが酢の物のような酸っぱい食べ物、ピーマンのような苦い食べ物などを嫌うのは、それらの本能的な理由があるようです。
野菜を避けて、特定の食べ物を好むのはある意味必然的だと言えますね。
意外な理由「食器や食具が上手く扱えない」
子どもが偏食をする原因は本能のほか、以下のようなことが考えられます。
- 食べ物に対するトラウマがある
- 遺伝的な要素(アレルギー)でそもそも食べられない
- 未知の物に対する恐怖感で受け付けない
- 食事の時間が不規則でお腹が空いていない
- 子どもにとって食べづらい形状である
- 親が提供する食事に偏りがあり、そのほかの食品を好まない
- 食器や食具が扱いづらく食事に苦手意識を持っている
なかでも盲点になるのが、食器や食具が上手く扱えないこと。
食べ物の形状や味付けに目を向けがちですが、スプーンやフォークなどが使いづらいと、食事に対して苦手意識が芽生えてしまいます。
まだ発育途中の子どもにとって、食事をする動作を完璧におこなうことは難しいものです。食べづらそうにしていたら、一緒に手を添えてサポートしてあげると良いですね。
「偏食は体質」発達障害の子どもについて
発達障害の子どもは、食べ物に対して特有の捉え方をする場合があります。
よくある原因は以下の通り。
- 口腔機能に問題がある(例:上手に食べられないことが「嫌な体験」になる)
- 五感の刺激に対してとても敏感である(例:衣がとげとげしくて食べづらい)
- いつも食べている食材の形が変わると別物と認識してしまう(例:食べたことのないものに対して手が出しづらい)
このように発達障害の子どもの偏食は、単純に好き嫌いではなく、脳や身体機能の問題が大きく関わっています。決してわがままなのではなく、体質なのです。
自然治癒は難しいため、子どもが何に興味を示しているかを観察しながら、本人が興味を示す食べ物で工夫ができないかを考えましょう。
子どものこだわりだと理解できれば、少し気が楽になりますよ。
子どもの偏食に対して「疲れた」「イライラする」と悩む前に
ここでは、子どもの偏食に対しての考え方をご紹介します。
偏食は治したいですが、食べない子どもにはその子なりの理由があるものです。
子育てに真剣になっているからこそ、思い悩むこともあるかもしれません。しかし、決して自分を攻める必要はありませんよ。
親のせいではない「子どもの約4人に1人が偏食傾向」
偏食は2歳ぐらいの子どもによく起こるものです。mog株式会社が2〜8歳の子どもがいるママにおこなった調査では、約4人に1人が2歳頃から好き嫌いが始まったとのこと。
上記の画像を見ると2歳を過ぎると、偏食は少なくなりそうですね。
また、日本小児保健協会の研究報告(P11)によると、全国の満1歳から7歳未満(就学時前)の幼児5,352 名中の25~29%が偏食傾向であることが明らかになっています。
好き嫌いに示される偏食の訴えは、3歳以降に増大し、25~29%となっている。小食は、年齢にあまり関わりなく、9~11%にみられた。
引用元:日本小児保健協会の研究報告
約4人に1人以上は偏食をするようなので、親が自分たちのせいだと悩む必要はありません。「食事を嫌がる」「好き嫌いが激しい」などの一時的な悩みは、年単位で見れば、解決するかもしれませんよ。
親としてはつい食べてくれないことに目を向けがちですが、過度に悩んだり焦ったりせず、「偏食が始まったんだね」と成長を見守るような心持ちでいましょう。
いつまで偏食が続くかは断言できないが、小学生までが目安
子育ては長期目線で捉えることが大事です。大人と子どもでは味覚が異なるように、子ども自身の食の好みも変化します。
もちろん栄養を摂取することは欠かせませんが、元気がない、病気がちという以外は、偏食に対して過度に悩む必要はないでしょう。
そもそも、子どもは食と健康が関連していることすら、深く理解できないものです。
元気に走り回っている様子を確認できればそれで十分という心持ちでいながら、どうしても心配であれば、1人で抱え込まずに専門家に相談する方が良いですね。
小学生の年齢に近づくと子どもの偏食は減少傾向に
子どもの食の悩みは小学生の年齢に近づくにつれて、少なくなるそうです。日本小児保健協会の研究報告によると、2〜3歳をピークに減少傾向になっています。
1歳 | 1歳半 | 2歳 | 3歳 | 4歳 | 5〜6歳 | |
---|---|---|---|---|---|---|
むら食い | 19.3% | 25.0% | 28.9% | 23.6% | 16.3% | 12.9% |
好き嫌い | 8.3% | 16.9% | 21.6% | 28.4% | 24.8% | 18.3% |
なかでも5〜6歳のむら食いは2歳の時期に比べて半分以下に。個人差はありますが、成長過程で偏食の悩みは少しずつ解消されそうですね。
子どもを甘やかしても大丈夫!無理強いはしないで
「ピーマンは食べないけど、ブロッコリーは食べてくれるなら良しとしよう」
このように特定の食べ物が食べられなくても、ほかの食材で補えば少なくとも栄養は摂取できます。
苦手な食べ物の代わりになるような食材を探して与えてみても良いですね。例として、クックパッドで「野菜嫌い 子供」と検索すると関連したレシピが1,967品出てきます。
味付けや切り方などのアドバイスもあるので、参考にしながら調理をすると、子供の好きな料理に近づくかもしれません。
食べ物を粗末にしないでほしい、栄養をもっと摂取してほしいなどは、子育てを真剣にしているからこそ出てくる感情です。
全部食べさせようとせず、まずは一口食べることを目標にするとハードルが下がるので、食事を前向きに捉えやすくなるでしょう。
偏食がいけないは間違い?子どもの捉え方を変えよう
まずは偏食がいけないという捉え方を変えることから始めてみましょう。
子どもは論理的に「食事をする=大事」という感覚は持っていませんし、消化吸収能力も大人とは異なります。
身体を大きくして、健康を維持することは必要ですが、食べ物に対する興味や自分で食べる意欲を促す方がもっと重要です。
偏食がダメだからと言って、無理矢理押しつけては、食事自体が嫌いになってしまうかもしれません。
- 「苦いのが嫌い?」
- 「このつるつるした感じが苦手?」
- 「このサイズは大きすぎるかな?」
上記のように、食感や味についてコミュニケーションをとりつつ、子どもの気持ちをくみ取ってあげましょう。
子どもの価値観を尊重しながら、長い目で解決できると良いですね。
食事で「おいしい」「楽しい」を育む意識を
子どもにとって食べる環境は非常に大切です。楽しみながら食べられるように、食卓を囲みましょう。
大人と同様に「おいしい」は食べ物が持つ味覚的なものだけでなく、「みんなで食べるとおいしい」「自分で作ったからおいしい」などの感情的なものもあります。
- トマトのヘタを取る、キャベツをちぎる
- 買い物の時にいっしょに献立を考える
- 家庭菜園で野菜を一から育てる など
一緒にできるような簡単なお手伝いで良いので、子どもの好奇心を刺激できると、食に興味を持つようになるでしょう。
子どもの考え方をちゃんと理解しながら、家族みんなが食事を「おいしい」「楽しい」と捉えられると良いですね。
それでもストレスが溜まる…。解消の秘訣は「元気ならOK」
「ほんとに涙が出ました」「悩んでいたけど、救われました」などのコメントが多数。
子どもの偏食に悩んだときの考え方について、チャンネル登録者41万人(2022年6月現在)、12人の子どもを産んだ助産師HISAKOさんの動画をご紹介します。
HISAKOさんによると、偏食のストレスを解消するには、元気であれば大丈夫と捉えることが大事だそうです。
- 子どもが元気に走り回っているならOK
- よく笑ってる、よく泣く、よく怒るならOK
- おしっこ、うんちがちゃんと出てるならOK
もちろん食べないことに不安になる気持ちはあるかと思いますが、明らかに数日間野菜を摂れていなくても、元気にしている。この事実こそが親が求める子どもの姿ではないでしょうか。
結局「食べないときは食べない」、さらには適当に作ったご飯の方がよく食べるということもあるそうなので、自分を責めすぎず、適度に力を抜くことも意識してみてくださいね。
【偏食を治す3つの方法】子どもにできること&子育てママの体験談
偏食を治すための体験談や方法をまとめました。
世の中の親御さんはどのような工夫をして子どもに食事をさせているか見てみましょう。
①ポジティブな声かけをする(頑張ったね、偉いねなど)
偏食を治す方法の1つは、食事をする際にポジティブな声かけをすること。
mog株式会社が2〜8歳の子どもがいるママにアンケートをしたところ、1,104人中の約半数が「ポジティブな声かけする」と回答しました。
子どもに無理矢理食べさせるのではなく、まずは食事を楽しいものと感じさせることが大切なようですね。
反対に注意する・強く言うなどと回答している方もいますが、子どもにとっては逆効果。「食べないと怒られる」と感じると食事そのものが楽しくなくなり、苦手意識を持つようになってしまいます。
食べたら「すごいね!よく頑張ったね」、食べられなくても「次は食べられるといいね」とポジティブに声をかけてあげると良いでしょう。
こうすれば食べてくれた!子育てママの体験談
偏食を解決した子育てママの体験談をご紹介します。
mog株式会社がおこなった調査の口コミによると、簡単なお手伝いをしてもらったり、抱きしめながら褒めたりなど、子どもが喜ぶ工夫をしているようです。
「料理を手伝ってもらい、食事のときに家族の前で褒めたら苦手なものも食べてくれた」(30代/兵庫県)
引用元:mog株式会社
「嫌がっても必ず一口だけは食べさせ、食べたら抱きしめて褒めるようにしたら、ブロッコリーとトマトは食べられるようになった」(40代/東京都)
引用元:mog株式会社
食品の形状や味を変える工夫もできますが、食を楽しむことに目を向けると、親がやるべきことがわかるのではないでしょうか。
子どもとコミュニケーションを取りながら、食事を楽しんでみてくださいね。
②調理や味付けの工夫(細かく刻む、ほかの食材に混ぜるなど)
すでに実践している方も多いですが、子どもが苦手な野菜に関しては、細かく刻む、ほかの食材に混ぜるなどの工夫が見られました。
なかには、野菜をポタージュやホットケーキなどの甘い食品に混ぜる親御さんも。
「野菜の味に慣れさせるためにも、ポタージュやホットケーキにペーストを混ぜるなどいろいろと野菜が摂れる工夫しています。」
引用元:妊娠・出産・育児に関する総合情報サイト【ベビカム】
「ハンバーグに色々野菜を刻んで混ぜ込み、小さなミートボールくらいの大きさであげてみたり、野菜スープは割と飲みました。すると、野菜の栄養がスープにも出るので、具を食べなくてもミネラル、ビタミンなどがとれます。」
引用元:妊娠・出産・育児に関する総合情報サイト【ベビカム】
子どもは食品の味や形状が苦手で食べられないこともあるので、工夫しだいではすぐに食べてくれそうですね。
ほかの調理の工夫を参考にしたい方は、妊娠・出産・育児に関する総合情報サイト【ベビカム】をご覧ください。
それでも嫌という場合は、サプリメントのような栄養補助食品に頼るのも1つの手です。
③一口だけ食べさせる(味や食感に少しでも慣れてもらう)
一口だけでも食べさせる行為は、偏食を治す効果があるようです。インターネット上の口コミを見ると、時間はかかるが、偏食を克服できたのこと。
「絶対ひとくちは頑張らせてます。
結局ダメだった~っていうときが9割ですけど(笑)でもそれで克服できたものもあるし、忍耐と時間が必要ですね。」
引用元:りたりこ発達ナビ
「せめて野菜もう一口食べて! お味噌汁ももう一口! あとちょっとじゃん、全部食べちゃいな!で、完食まで持っていく」
引用元:mamasta
少し強引さを感じる体験談はあるものの、一口ずつでも味や食感に慣れてもらうことが大切なようですね。
無理に食べさせる必要はありませんが、1口ならハードルが低いので、子どもも食べてくれるのではないでしょうか。
5回〜10回で苦手な食べ物を克服
海外の研究では、嫌いな食べ物を少しずつ与えたことによって、徐々に好みが良い方向に変化したとの報告も。
幼児の嫌いな食べ物の克服の仕方については,2〜5歳児に食べたことがないフルーツやチ-ズを,少しずつ味わわせると,5回から10回で新しい果物の好みが増し,味わうことがなくても,匂いを嗅いだり,見たりするだけでも好みを上昇させることができる
引用元:Birch, L.L., McPhee, L., Shoba, B.C., Pirok, E. and Steinberg, L. “ What kind of exposure reduces
children’s food neophobia? Looking vs. tasting” Appetite, 9 (1987): 171-178.
一口程度でも良いので、10回ほど継続して与えると、子供が勝手に食べてくれるようになるかもしれません。
食べることを達成したら、「えらいね〜!」と精一杯褒めてあげましょう。
多少の根気強さは必要になりますが、食事が楽しいと感じて子供自身が食に興味を持てば、自然と偏食も改善されそうですね。
子どもの偏食に関するよくある質問
子どもの偏食に関する、よくある質問をQ&A形式で回答していきます。
気になる項目をチェックしておきましょう。
Q.ひどい偏食…決まったものしか食べないけど大丈夫?
何週間もごはんを食べず明らかに元気がない、体調を崩しているなどの様子が見られた場合には、栄養不足に陥っている可能性があります。
その場合には、1人で悩まず医師に相談する方が良いでしょう。もしも、ひどい偏食が気になるようであれば、「お住まいの地域+保健所+栄養相談」と検索してみてください。
例として、東京都中央区では、区内在住者に対して、栄養の無料相談の機会を設けています。
たまたま食べないのか、そうでないのかによって対処の仕方は変わります。
「1日食べていない」「たまに食べてくれない」などの場合でも、元気に過ごしているようであれば、見守っても良いかもしれませんね。
Q.お菓子の欲求をコントロールする方法は?
お菓子の食べ過ぎで普段の食事ができなくなる場合でない限り、制限することは適切だと言えないでしょう。
著書『人生で一番大事な最初の1000日の食事』(上田玲子監修、須川綾子訳)によると、お菓子を制限したのちに、許可を出すと余計に食べ過ぎてしまうそう。
しばらく前に少人数の子どもを対象に行われた想像力豊かな実験的研究は、制限することが悪影響をもたらす可能性さえ示しています。
引用元:週刊ダイヤモンド
これはいわゆる、禁止されるともっと欲しくなる「禁断の果実効果」。無理矢理やめさせるのではなく、食べる量だけを出す、そもそも目に見える場所に置かないなどの対策をする方が良さそうですね。
とはいえ、完全にやめさせることは難しいものです。食べ過ぎが気になるようであれば、添加物や砂糖が少ないお菓子を検討してみてください。
Q.偏食に最適なレシピや献立はある?
子どもによって好き嫌いやアレルギーがあるため、料理サイトから状況に合ったものを選ぶ方が良いでしょう。
たくさんの料理サイトのなかでも、偏食メニューが豊富に掲載されているのが「レシピブログ」。1万6000ものブログがまとめられているので、お子さまに合ったメニューが見つかるはず。
サイト内で「偏食」と検索した場合、業界大手のクックパッドでは237件でしたが、レシピブログでは733件がヒットしました。
偏食状況や子どもの年齢などが書かれているので、お子さまの状況と照らし合わせながら、メニューを考えられそうですね。
さらに調理時間や分量を絞った検索もできるため、より最適な献立が見つかりますよ。
まとめ
このページでは、子どもの偏食について、原因や対策法、さらには心の持ち方などを解説しました。
最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- 偏食は生活習慣病の原因になる
- 好き嫌いが激しいのは本能が原因
- ひどい偏食も親のせいではない
- 甘やかしてOK!無理強いはしない
- 子どもに寄り添った工夫をする
子どもの4人に1人は好き嫌いや偏食が発生するもの。偏食がダメだという親の考えを子どもに押しつけるのではなく、子どもに合わせた食事の提供をしましょう。
「おいしい」「楽しい」という気持ちを育み、食事が好きになれば、自然と新しい味に挑戦したり、頑張って食べようとしたりします。
根気は必要かもしれませんが、食べないからと言って、自分自身を責める必要はないですよ。
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