バランスの良い栄養摂取が、心身ともに子供の健康をサポートすることはさまざまな研究結果から明らかになっています。
しかし毎日の食生活だけでバランスをとるのは意外と難しいもの。
- 好き嫌いがあって特定の栄養素を摂取できない
- 食が細くて食事量が少なくなってしまう
- 毎日忙しくて満足な食事を提供できない
そんな悩みを解決できるかもしれないのが栄養補助食品やサプリメント。
この記事では、子供に不足しがちな栄養素をピックアップしています。
食生活の偏りを見直し、栄養補助食品で子供の栄養バランスを整えましょう。
こどもの未来、おやつ次第。
JUAS(ジュアス)は手軽に、美味しく食べられて
欲しい栄養までしっかり摂れる、こどもの健康食です。
カラダにいれるものすべてが、
成長に関わってくるから。
「おやつの時間」は、
「未来を想う時間」にしませんか？
子供の栄養補助食品は食事のバランスを考えて取り入れよう
エネルギー不足を補ったり、ビタミンやミネラルを補うなど、それぞれの栄養補助食品には異なる目的があります。
種類も多く、どの商品を選んだらいいのかわからない方も多いはず。そこでこの記事では、何をどんな人がどのような目的で使用すると良いのかをまとめています。
- 食事のバランスを整えたい
- ビタミン＆ミネラルは積極的に摂取したい
- 足りていない栄養素がある
まずは一度、食生活を振り返り、見直すことで、どんな栄養素を補給するべきか考えてみましょう。
栄養補助食品＝食事で足りない栄養をサポート
栄養の摂取は毎日の食生活が基本です。
しかし、日本の医師1000人以上を対象に行った「家庭での食生活を整えるだけでは子どもに必要な栄養素を十分に摂取できないと思いますか？」というアンケートに対し、約6割が『ほぼ不可能』『できないこともないが難しい』と回答しています。
好き嫌いや偏食があると、特に食生活だけでバランスの良い栄養摂取は難しいのです。
栄養補助食品やサプリメントは、食事だけでは必要量を摂取するのが難しい栄養素をサポートする目的で使いましょう。
栄養補助食品とサプリメントは法律上、同じポジション
「健康食品」にもさまざまな呼び名があり、よく耳にする「特定保健用食品」（通称トクホ）などとの大きな違いは、機能性を表示できるかどうかです。
健康の増進や維持に役立つこと、科学的根拠が確認されている成分を基準値以上含んでいること、などが認可の条件です。
栄養補助食品やサプリメントは認可がないから悪いという事ではなく、あくまでも栄養成分を補助する目的のものが健康食品にあたります。
万が一心配な場合は成分の情報や、問い合わせ先の情報が表示されているか確認すると良いでしょう。
栄養摂取は普段の食生活が基本
結論から言えば、必要な栄養素を食生活からバランスよく取り入れていれば栄養補助食品は不要です。
その目安となるのが農林水産省の推奨する食事バランスガイド。
引用元：eヘルスネット
（幼児向けバランスガイドはコチラ）
栄養補助食品はその名の通り、栄養を補助する目的で作られた食品です。基礎になる食事をおろそかにし、栄養補助食品のみを食べ続けても健康になるわけではありません。
普段の食生活からバランスガイドをもとにどの栄養素が足りていないか？を確認しましょう。それが、栄養補助食品の賢い選び方と言えるでしょう。
更にくわしい食事のバランスについてはコチラの記事を参考にしてください。
特に不足しがちなビタミン＆ミネラルは積極的に取り入れよう
医師1000人以上を対象としたアンケートで、『ビタミン』『ミネラル』は半数以上の医師が不足していると回答しました。
また同アンケートで「栄養素が不足することで子どもの成長や能力面に影響が出る可能性はありますか？」の問いに対しても、9割以上の医師が『ある』と回答。
栄養不足は『集中力、記憶力』『成長ホルモンの分泌能力』『学習能力』『メンタルコントロール力』などに影響をもたらします。
特に不足しがちなビタミン、ミネラルは栄養補助食品で意識して摂取するのがよいでしょう。
栄養素はバランスよく摂取する必要あり
下の図はドイツの化学者リービッヒが提唱した、ドべネックの桶と言われるものです。
「生物の成長はその生物が利用できる必須栄養素のうち最少のものに依存する」
どれだけ成長によいとされる栄養を摂取しても、どれか一つ足りなければ生物は一番足りない栄養素の分までしか生育しません。
よってバランスの良い栄養摂取が大切です。
栄養バランスの偏りが続くと起きる「新型栄養失調」
食事により摂取しているカロリーは足りていても、ある特定の栄養素の不足により引きおこされる栄養欠乏症状のことを新型栄養失調と言います。
特にダイエットやハードなスポーツをしている子供に多く、以下のような症状を引き起こします
- 疲労
- 便秘
- 不眠
- 免疫力の低下
- 集中力の低下
さらに長引くと脳や神経、身体の成長が停滞し、低身長、拒食症、過食症、うつ病、引きこもりになるケースも。
特に女性の場合、成長期に極端なダイエットを続け、体脂肪が15%以下になると女性ホルモンの分泌量が低下、月経異常の確率が格段にアップし、不妊のリスクも高まります。
子供にこのような症状が現れる前に、日々の栄養バランスを意識しましょう。
栄養補助食品は無理なく続けられるかで選ぶ
お菓子タイプやふりかけ、ドリンク、サプリメント…栄養補助食品には様々なタイプがあります。
しかし、栄養素が同じであれば機能性に差があるわけではありません。
栄養補助食品はその日一回摂取すればいいというものではなく、継続することで栄養バランスが整えられます。
目当ての栄養素が含まれているか、子供が気に入るかなどを基準に各家庭で続けやすいタイプを選んで活用してみてください。
白砂糖には要注意
白砂糖を摂取すると、本来、背を伸ばすために必要な、ビタミンB、カルシウム等を消費します。
栄養補助食品にも砂糖が含まれているものが多く注意が必要です。
分解のために栄養素が奪われ、身長が伸びないという事態に陥る可能性も。
- 骨が弱くもろくなり骨折しやすい
- 関節痛や腰痛
- 歯（歯茎）が弱くなる
- 視力が低下皮膚かぶれや吹き出物等の肌トラブル
身長が伸びないだけでなく、たくさんの弊害があるため、白砂糖が含まれていないか注意が必要です。
過剰摂取は滅多にないけど報告もアリ
栄養補助食品やサプリメントは特定の成分が濃縮されているため過剰摂取には気を付けましょう。
海外では健康食品として販売されていても、日本では医薬品の認可が必要な場合もあります。
適度な量では何もないからと飲む量を増やしたり、おいしいから食べる量を増やしたりすると過剰摂取の危険性もあることを覚えておきましょう。
心配な方は一度、医師や専門家に相談してからの方が安全です。
子供に必要な栄養は？成長の時期に合わせて適切な栄養補給を
子供の成長期は乳幼児期と思春期の２回訪れます。それ以外の時期も緩やかになるだけで成長しないわけではありません。
そこで、この記事では子供の成長のステージを３つに分けそれぞれの時期に必要な栄養素を分析。
- 脳や生活習慣に大切な０～６歳期
- スポーツを始めたて６～９歳期
- 骨の成長が著しい9～13歳期
成長のステージに合わせた栄養を意識し、栄養補助食品で足りない分を補給しましょう。
身体的な成長と共に脳の発達も著しい幼児期はDHAに注目（０歳～６歳）
０～６歳の幼児期は身体的な成長とともに、脳の発達にも重要な時期で、その機能は６歳までに90％完成すると言われています。
脳の成長に特に重要な栄養素はDHA。脳内の神経細胞の成長を促し、集中力や記憶力も向上します。
DHAは生魚に多く含まれますが、まだ小さな子供は特に摂取しにくいため、栄養補助食品でサポートするのが良いでしょう。
身体的にも大きく成長する時期で、筋肉や骨を作るカルシウム、タンパク質、鉄分なども重要です。
背が伸びる栄養素についてはコチラの記事でも詳しく解説しています。
嫌いな食べ物を少なくするなら3歳までの食事に気を遣う
味覚の発達も同じくこの時期で、3歳までに決まると言われています。
この時期に調味料に慣れてしまうと、大人になっても濃い味を好むようになります。
ケチャップ、マヨネーズ、ソース、ドレッシングは素材本来の味を隠してしまうので離乳期は避けることをおすすめします。
手間はかかりますが、おいしく食べてもらう工夫が今後の食事バランスにも影響します。
スポーツを始めたら不足しがちな栄養に注意！小学校低学年（６～９歳）
小学校低学年の時期は、体が大きくなり運動能力も増す、安定した成長期です。スポーツを始める子どもが多いのもこの時期です。
幼児期と第二次成長期の間の時期なので成長は緩やかに感じますが、まだまだ伸び盛り。
基本的な栄養バランスは維持しつつ、不足しがちな栄養素は栄養補助食品で補助しましょう。
管理栄養士を対象としたアンケートでは、「必要な栄養素が足りていない」と9割以上の専門家が回答。
特に不足しがちな「たんぱく質」「ビタミン」「カルシウム」を栄養補助食品でサポートしましょう。
ゆっくり噛んで食べる
小学生低学年の時期は、歯が生え換わる時期でもあり、ゆっくりかんで食べる習慣をつけることが大切です。
咀嚼は消化吸収や栄養素の利用効率を高める働きがあり、虫歯予防や歯ぐきやあご、脳神経の発達に大きくかかわります。
食習慣が形成される時期でもあるので、咀嚼することを意識した献立を用意するのも重要です。
弾力のある食材を選んだり、白米には雑穀を混ぜて触感を出したり、噛む回数を意識しましょう。
栄養だけでなく、小学生が身長を伸ばす方法はコチラの記事で詳しく解説しています。
第二次性徴期、骨の急激な成長を支えるカルシウム（９歳～）
健康な身体の基礎作りのために、成長期にはカルシウムを多く取り入れた食事を摂りましょう。
骨の成長に大きく関係しているカルシウムの吸収率は、成長期である10歳代がもっとも高くなります。
もちろんバランスの取れた栄養摂取は成長において常に必要です。子供の年齢に合わせて、特に摂取したい栄養素も気にかけるようにしましょう。
高校生になっても栄養バランスのとれた食事を
第二次性徴期が過ぎた高校生ともなると、急激な身体の成長は起こらない子どもがほとんどですが、まだまだ育ち盛り。引き続き家庭においては、栄養バランスのとれた食事の提供が必要です。
また、高校生は思春期の時期でもあります。中には、外見を気にして極端な食事制限したがる子どもがいるかもしれません。
しかし食事量を急激に減らすと、健全な身体の成長を妨げてしまう恐れがあるため、注意が必要です。
心身ともにアンバランスな高校生がしっかり栄養バランスの取れた食事をとれるよう、十分なサポートが家庭には求められます。
成長期を過ぎた、高校生以降の成長についてはコチラの記事でも触れています。
確実な栄養バランスが知りたいなら血液検査もおすすめ
確実な栄養バランスが知りたいのなら、やはり医療機関に頼るのがおすすめです。
採血だけで自身の栄養バランスがしっかり把握できます。
この血液検査は、５大栄養素（たん白質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル）の過不足やバランス異常、貧血（鉄不足）の有無、エネルギー産生、血糖調節、炎症、酸化ストレス、自律神経のバランスなど、基本的な栄養や代謝の状態を俯瞰的に分析するスクリーニング検査です。
ChieClinic 栄養分析血液検査
将来の身長を決める可能性もある栄養バランス。
病気の早期発見や基礎疾患の発見にも役立ちますので、早めに受けてみても良いかもしれません。
まとめ
最後に子どもの栄養補助食品で重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- 基本はバランスの良い食事
- その上で摂取しにくい成分を補助する
- 理想的な食事バランスが実現できていれば不要
- 成長の時期や必要な栄養素に合ったものを選ぶ
- 子供が続けられるものが理想
- 過剰摂取には要注意
- 摂取したい栄養素を把握する
栄養補助食品やサプリメントは、毎日の食事で足りない栄養素を補助する食品です。
料理の時間が取れない、子供の好き嫌いが激しいなどの場合も簡単に栄養摂取できます。
子供に足りない栄養素を把握して、栄養補助食品を賢く活用しましょう。
JUAS（ジュアス）は、子供が気軽に美味しく食べられる健康食。砂糖不使用・添加物は控えめでありながら成長に必要な栄養と美味しさを追求し、子供の成長をしっかりサポートします。
不足している栄養素や子供の好みに合わせて1点からのご購入が可能。お得な4点セットや、便利な定期購買プランも取り揃えています。
美味しさ・気軽さ・安全さを兼ね備えたJUASを、日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
